2019.11.11
カテゴリ:足の痛み
太もも前面・外側の痛み痺れを改善する【動画】
太ももの前面と外側が痛くなる原因として多いのが筋肉のトリガーポイントです。
トリガーポイントは簡単に言うと筋肉の過敏な圧痛点のことで、トリガーポイントができると痛みやしびれが遠隔まで広がるので発生点を探すのが難しく放置されて症状が難治になってしまいます。
今回は太ももに痛み痺れを引き起こす代表的な2つの筋肉について解説し、対策方法もお伝えしたいと思います。
今回の記事
- 大腿の前側・外側の痛み痺れの原因
- 太腿の痛みをストレッチで改善する
- 痛みしびれを再発させない今後の対策
大腿の前側・外側の痛み痺れの原因
太ももの前面に痛み痺れを引き起こす縫工筋
縫工筋
- 作用
・股関節の屈曲、外旋
・股関節の外転の補助
・膝関節の屈曲、内旋の補助
- 障害されると
大腿前面・膝関節内側部に痛みとシビレの関連痛
- 考えられる理由
・サッカーなどボールを蹴るスポーツ
・膝を頻繁に曲げ伸ばしする運動
・ねじれながら転倒し過負荷がかかった場合
- 所見
縫工筋の痛みが強い場合は足関節の下にタオルを入れて膝を伸ばして寝ることが多い
太ももの外側に痛み痺れを引き起こす大腿筋膜張筋
大腿筋膜張筋
- 作用
・膝関節の伸展
・膝関節の屈曲、外旋の補助
・股関節の屈曲、外転
・股関節の内旋の補助
- 障害されると
大腿外側に痛みシビレの関連痛
- 考えられる理由
・傾斜のある所の歩行および走行
・この筋肉を長時間縮ませた姿勢
・締め付けるタイプの洋服(ガードルなど)の着用
- 所見
大腿筋膜張筋の痛みが強い場合、お尻の下にタオルを入れて股関節を伸展させて寝ていることが多い
太腿の痛みをストレッチで改善する
ストレッチは筋肉の作用がわかればその反対の方向に伸ばせばいいので簡単です。最初は難しく感じるかもしれませんが慣れてくれば誰でも簡単にできるようになります。
今回は動画で以下のセルフケア方法を紹介します。
- 寝ながらおこなうストレッチ
- 立っておこなうストレッチ(上級者バージョン)
- テニスボールマッサージ(腸脛靭帯炎の予防)
痛みしびれを再発させない今後の対策
今後の対策
- 全身のストレッチが大事
- 姿勢の改善、正しい座り方が大事
- 柔軟性アップしたら筋力もアップすることが大事
健康な状態を維持するには継続することが大切です。今日の行動があなたの未来を切り開きます!
腰痛でお困りの方
当院には腰痛でお悩みの方がたくさん来院されています。改善例も豊富で、たくさんのご紹介をいただいております。腰痛が治らない、腰痛が慢性化している等お困りの方は、お気軽にお問い合わせください。
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