腰痛・肩こり・膝痛の間違った説明
こんにちは!
戸塚ぬくもりの家整体院の綿引です。
新聞を読んでいたらデカデカとこんな「広告」を発見!
要約すると、痛みの原因は老化によって関節の滑膜や軟骨が劣化して摩擦が生まれたり衝撃を吸収できなくなってしまうから。そして、膝や腰は体重による負担が大きく、結果、ズキッという突発的な痛みに悩まされることが多い。と書いてあります。
テレビや雑誌などでもさんざん同じようなことが言われている↑↑当たり前の説明↑↑ですが・・・。実は、痛みの先進国ではこれらの説明は間違いだらけです。
海外の腰痛診療ガイドラインでは・・・
- 「老化」が腰痛の原因ではない
軟骨のすり減りや骨の変形はシミや白髪と同じ生理的な老化現象であり痛みの原因ではない。腰痛のピークは20~40歳代の働き盛りである。
- 「滑膜」や「軟骨」の劣化
腰痛のない健康な人にも骨の変形は普通に存在する。構造的な異常では痛みを説明できない。
- 腰痛と体重(肥満)
腰痛は肥満が原因と思われがちですが、腰痛と肥満の因果関係については明確な根拠がないのが現状です。肥満が原因なら世の中の太っている人はみんな腰痛のはずです。
肥満は放っておくと命に関わる危険性があるので、そういう意味では私も患者さんに運動して減量することをおすすめしています。
世の中の病院や治療院では、本に書いてあること、習ったことをそのまま鵜呑みにして、患者さんに何の疑問も持たずに、50年以上前と同じ説明をしているところがほとんどです。
しかし、毎日真剣勝負で施術していれば必ず疑問に思うはずです。「高齢者でも腰痛のない人はたくさんいる」「ヘルニア、変形があっても痛みが無くなる人はたくさんいる」「太っていても腰痛じゃない人はたくさんいる」などなど。。腰痛治療は日進月歩しているのです。
海外の最新の腰痛治療は、腰痛の『間違った思い込み』を変えていくことから始まります。「老化だから」「ヘルニアだから」といった不安や恐怖が腰痛を長引かせるからです。
腰痛を治す専門家のお医者さんや治療家が、間違ったアドバイスをして不安をあおり、慢性腰痛の「原因」を作ってはダメなんです。
「痛みの世界」は本に書いてあること、習ったことが正解とは限りません。患者さんの訴え、結果が全てです。間違った根拠のないことをみんなが声をそろえて発してしまえばそれが常識となってしまいます。
昔と変わらない考え方だから腰痛、肩こり、関節痛の患者さんは毎年増え続けているわけです。
腰痛になったら安心して通える整体院を作ることが私の目標です。そして結果をきっちり出す!癒しだけの整体なら素人でも出来るんです。最終的に戸塚から腰痛を撲滅できたら最高です!まずは小さな情報発信からコツコツやっていきたいと思います。
だんだん暑くなってきました。今日は曇ってますが。最近はこのくらいの季節が一番過ごしやすくて好きです。車の中は暑いけど、外の風はひんやりして気持ちいい・・みたいな。
今日は花の金曜日です。今日も一日元気を出して頑張りましょう!!
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