【自律神経症状】ふらつきや安定した姿勢を取り戻す方法

こんにちは!
保土ヶ谷ぬくもりの家整体院の綿引です。

階段を一段抜かして降りる時や、桟橋から揺れるボートに飛び移る時に転ばないように体を制御しているバランス感覚。日常生活の中でふらついたり姿勢が安定しない方、運動中にうまくバランスが取れない方は以下に紹介する方法でセルフケアしてみましょう。

ふらつきや不安定な姿勢を改善したいあなたへ

バランスは脳に送られてくる前庭系の情報や視覚情報、触覚情報を統合して生み出されます。

前庭系は内耳にある三半規管や耳石器が検出した情報(重力と加速度)を常に脳に送っています。だから重力に対して頭がどう動いているのか把握できるのです。

もちろん頭だけでバランスを取るわけではないので、前庭信号は目にも届きます。本を読みながら頭を振っても文字を追えるのはそのためです。目が前庭情報を使って働き、頭の動きを補正するのです。

前庭信号は触覚とも密接なつながりがあります。例えば目をつぶって片足立ちするとふらついてしまいますが、指先一本を壁に当てるだけでバランスが安定するのは前庭情報が触覚と統合されるからです。

このようにバランス(平衡感覚)は全身から送られてくる情報を統合して作られますが、平衡感覚喪失の一般的な原因は加齢と言われています。

年齢を重ねるにつれて、視力が落ちたり、糖尿病や血行不良が足の感覚異常や筋力弱化を招き、ふらつくようになってきます。

それでも、安定した姿勢を取り戻す方法はあります。それは、足裏刺激です。

足裏には、立って地面を踏みしめるたびに脳に信号を送る受容器があります。
これらの情報は脳に送られて視覚や触覚など様々な情報と統合してつま先の器用さを保持します。

ボストン大学の生物医学工学者ジェームズ・コリンズは足裏にかすかな振動をあたえると、足からの弱まった信号を脳が自動的に拾い上げることを発見しました。コリンズはこの振動を与える靴の中敷きを発明したそうです。しかし、この電子機器(靴の中敷き)がなくても前庭系の調和を保つことはできます。

石ころの上を歩いたり、竹を踏んで足裏を刺激することで同等の効果が得られると証明されたのです。歩くとフラフラして姿勢が安定しないという方は、自分で簡単にできる足裏刺激をぜひ試してみてください。毎日続けることが大切です。

足裏刺激

当院では前庭系や感覚系(視覚、触覚など)の異常を神経学的に検査して、めまい・耳鳴り・頭痛などの自律神経症状に対する専門施術をおこなっています。

自律神経症状でお悩みの方やスポーツや楽器の演奏などのパフォーマンスアップのお力になれます。

病院の薬や整体の骨格矯正、マッサージ、ストレッチなどいろいろ試しても良くならないという方は、諦めずに一度当院にご相談ください。




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