反らすと痛い腰痛でお悩みの方【解決法】

腰痛

腰痛

反らすと腰が痛いです。レントゲン、MRIでは問題ありませんでした。常に腰の違和感、重だるい感じがありますが、反らさなければ痛くはありません。この状態からさらによくするにはどうすればいいですか?


こんにちは、戸塚ぬくもりの家整体院の綿引です。

腰痛で後ろに反れない方はたくさんいます。後ろに反れない状態をそのまま放置しておくと、立っているのがしんどくなり、長く歩くことがだんだんできなくなって、最終的に坐骨神経痛になってしまう可能性があります。ブログ読者さんにはそうなってほしくないので、今回は「反れない腰痛」を自分で改善する方法を紹介します。

記事の内容

  • 反れない腰痛は整形外科に行かなくても自分で改善できる!
  • 後ろに反らすと腰が痛くなる原因
  • 反れない腰痛の対処法


反れない腰痛は整形外科に行かなくても自分で改善できる!

ビックリ

はじめに断っておきますと、整形外科では治らないと言っているわけではありません。治すのは「自分」だから、整形外科に行かなくても自分で改善できますよ!という意味です。

あなたが整形外科に行って期待することは、「反らす」という動作をすると痛くなるから、反れるようになりたい・反らしても痛くない体に戻りたいということだと思います。

しかし、整形外科の治療は湿布や薬・注射がほとんどです。湿布や薬・注射は一時的に痛みを止めることはできても、腰痛を完治すことはできません。(湿布・薬・注射では痛みが取れないという人が多いですが)

自分の体を変えることは自分にしかできないのです。

整形外科は「椎間板ヘルニア」や「脊柱管狭窄症」、「すべり症」を手術で治せるじゃないか!と反論がありそうですが、腰だけ治してもあまり意味がありません。(手術しても再発する人がいます)

その理由をこれからお話しします。

後ろに反らすと腰が痛くなる原因

背骨



結論から言うと、からだのバランスが悪いからです。

体は背骨・骨盤・下肢の骨がバランスを取って支えています。

バランスを支える中心を担っているのが「背骨」です。

背骨には姿勢を維持するための筋肉がたくさんついていて、筋肉のバランスが崩れると腰に負担がかかったり、首に負担がかかって、腰痛や肩こりの症状が発生します。

腰痛の人は腰やお尻の筋肉がカチカチにこわばっていますが、それは腰の筋肉を緊張させて姿勢を維持している状態だからです。ですから、バランスが取れていて筋肉の緊張がない姿勢に変わればいいわけです。腰痛だからといって腰ばかり治療していても、姿勢が悪いままでは腰痛は一向に良くならないのです。(ヘルニアや脊柱管狭窄症の手術をしても再発する人が多いのは、このような理由からです)

後ろに反らすと腰が痛くなるのは、からだのバランスが悪いことが原因ですが、特に体の前面についてる筋肉が硬く緊張して、後ろに反れなくなっていることが多いです。具体的に言うと、体の前面についている、腸腰筋や大腿四頭筋などが硬くなっています。

参考:腸腰筋がついている場所

反れない腰痛を改善するために必要なことが3つあります。

  • ①背骨の柔軟性
  • ②筋肉の柔軟性
  • ③全身の連動性

先にネタバレすると、腰痛は体を動かして治します。

次に、対処法を説明します。


反れない腰痛の対処法

①背骨の柔軟性

背骨は、首の骨(7個)と背中の骨(12個)と腰の骨(5個)が骨盤の上に乗っています。背骨には4種類6通りの動きがあります。

  • 前に曲げる動き(前屈)
  • 後ろに反る動き(後屈)
  • 左右に回す動き(回旋)
  • 左右横に倒す動き(側屈)

後ろに反らす以外の動きはできますか?チェックしてみてください。

立位・座位でチェックしてみましょう。

痛くない動き、気持ちいい動きが見つかったら、その動きを毎日10回2セット(朝・夜)ゆっくりとおこなってください。

例えば、座って首だけ前にたおすと首から肩にかけて気持ちがいいという人は、その動きをおこなってください。腰が痛いから腰のストレッチという考えは無視してください。

②筋肉の柔軟性

筋肉の柔軟性を高めるコツは、上の背骨の柔軟性で見つけた動きに呼吸を加えて積極的にストレッチをかけていきます。動きが最も気持ちいいところ、または楽になるところで動きを止めて、ゆっくり呼吸しながら3つ数えます。

例えば、イスに座って片足だけあぐらをかくと気持ちがいい人は、片足だけあぐらをかいた状態で背骨を少し動かしてみます。気持ちいい動きがあればその動きを止めて、ゆっくりと呼吸しながら3つ数えます。1回だけでも十分なので、気が付いたときにおこなってください。毎日続けることが大切です。

  • 気持ちいい動きだけをすること
  • 毎日続けること

③全身の連動性

からだの使い方が間違っていると重心の軸がずれて、特定の部位だけに負荷がかかってしまい、それが習慣化すると、腰痛・肩こりになってしまいます。それ以外の五十肩・膝痛・股関節痛なども原因は同じでからだの使い方にあります。からだの軸がブレないように正しい体の使い方を学んでください。下の参考動画をみてください。


ここまでの話をまとめると、

  • 気持ちいい動きだけをする
  • 毎日続ける
  • 正しい体の使い方をする

ストレッチや体操は痛みを我慢しておこなうものではありません。気持ちいい動きが自分のからだを治します。痛みが強くて動けない人は、手や足など小さい関節の動きからチェックしてみてください。

繰り返しになりますが、腰が痛いから腰のストレッチという考えは無視してください。

腰痛は動いて治します。(動かないと治らない)

※セルフケアしながら「背骨の調整」をすると改善するスピードが早まります。もっと早く良くなりたい方は、お気軽にお問い合わせください。

腰痛でお困りの方

当院には腰痛でお悩みの方がたくさん来院されています。改善例も豊富で、たくさんのご紹介をいただいております。腰痛が治らない、腰痛が慢性化している等お困りの方は、お気軽にお問い合わせください。


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